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2015.12.27スタッフブログ

お肌の乾燥と保湿

先日皮膚の構造について書きました。

表皮はほんの0.2ミリ程度で、その表皮の一番表面のほんの一部分が角質層と呼ばれているところです。

お肌の保湿機能はこの角質層にあります。

 

角質層は正常な状態では15~20%の水分を含んでいます。

 

角質層が水分を保持する仕組みは、

cer01-pi-03

 

①角質細胞内でNMFが水分をつなぎとめ、

②角質細胞同士の間で細胞間脂質が水分をはさみこみ、

➂これらの水分を皮膚の表面から逃がさないように皮脂膜が薄いベールのように覆う

 

という三つの機能によります。

 

①NMF(天然保湿因子)は、角質細胞の中に点在する、主にアミノ酸から出来ている成分で、吸湿性が高く、一度とらえた水分をなかなか離さないという性質をもっています。しかし、肌荒れの状態ではこのアミノ酸が3分の1程度も減ってしまいます。

②細胞間脂質は角質細胞の隙間を満たし、角質層から水分が外に逃げていくのを防いでいます。その主成分はセラミドです。

➂皮脂腺から分泌された皮脂と、表皮から作られる表皮性脂質と、汗腺から分泌される汗が混ざり合い、非常に薄い膜を作り、皮膚から水分が逃げだすのを防いでいます。これが皮脂膜です。

 

洗顔料や石けんで洗顔すると皮脂膜はきれいに洗い流されてしまい、もう一度作られるまでには数時間かかります。

また、洗顔料などで洗いすぎると細胞間脂質まで洗い流され、NMFも逃げだしてしまうのです。

 

これを防ぐため、夜はジェル状のメイクリムーバーで優しくお化粧を浮かせ、泡の洗顔料でお肌をこすらないように洗顔し、洗顔料がお顔に残らないように何度もきれいにすすぎます。

そして、化粧水、美容液で保湿します。

あまり外部から油分を補いすぎると自分の力で皮脂膜を作ることが出来にくくなるので、出来るだけ外部から油分を補わないようにしたいのですが、冬は空気も乾燥していますから、細胞間脂質の成分であるセラミドなどが入ったジェル状の軽めのクリームなどで保湿します。

そして朝は、洗顔料を使わず、ぬるま湯で軽く汚れを落とす程度にします。

 

もちろん汗っかきだったり、脂性の若い方の場合は、朝から皮脂を落とさないとべとべとかもしれません。

この記事は、乾燥を感じる大人の女性向けですので、ご注意くださいね。

 

 

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